| 日本脳炎の概要 |
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日本脳炎は、水田に住むコガタアカイエカという蚊が日本脳炎ウイルスを持っている豚を刺したあとに人間を刺して感染させる病気で、一旦発症すると約三分の一は死亡、三分の一は障害を残すと言われています。かつては年間5,000人くらい発症していましたが、最近では激減して、ここ数年の日本での患者発生は年間10人以下ですし、千葉県ではしばらく発症していません。
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| 日本脳炎ワクチン |
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その一方で、日本脳炎ワクチンはその製造過程で使用されている物質が原因と思われるADEM(急性散在性脳脊髄炎)という痙攣などを起す重症の副反応が日本全体で年間1件程度発生することが前々から知られていました。
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| 「日本脳炎ワクチン中止」について |
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5月20日に新しい製造方法によるワクチンの製造承認が提出されました。これをうけ厚生労働省は、新しいワクチンが使える準備段階が整ったからには、現行のワクチンの使用を中止しようという意向のようです。つまり、日本脳炎が発生しなくなったからワクチンが不必要になったのではなく新型ワクチンの登場まで一時的に中止するということです。
厚生労働省は薬害エイズ訴訟でエイズの危険性がない加熱製剤という薬の存在を知っていながら危険性の高い非加熱製剤を投与し続けたことが過失にあたると訴訟になっている状況を反省して、ADEMの危険性が小さいワクチンが準備段階に入ったからには、日本脳炎そのものの発症数が少ない状況下では、古いタイプのワクチンを当面中止することの方が好ましいと判断したようです。
なお、東南アジアなど日本脳炎の流行地域に転居する人は日本脳炎ワクチン接種をしてから行った方が安全です。
安全と考えられる新型ワクチンが売り出されたらまた接種再開(来年か再来年か?)になりますので、発表を待っていて下さい。それまでは積極的には打たない方がいいということです。ただし、あまりにも中止期間が長いと、日本脳炎を発症する人がまた増える可能性があるということも忘れてはいけません。
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| ご 注 意 |
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・中止はあくまでも一時的
・日本脳炎は今でも怖い
・今は新しいワクチンがでて接種が再開されるのを待ちましょう
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